【人気急上昇中!?】メンタルヘルス・マネジメント検定の魅力について

資格

今世間では働き方改革、職場でのいじめやストレスによる精神病など働く環境を取り巻く話題が絶えませんが、その中で今注目を集めているのが、メンタルヘルス・マネジメント検定です。

メンタルヘルス・マネジメント検定とは

メンタルヘルス・マネジメント検定とは、商工会議所が実施する民間資格であり、働く人の心の健康を守るため、働く人の心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得するための資格です。

資格は1種(経営幹部向け)、2種(管理監督者向け)、3種(一般社員向け)と大きく分けて3つほどありますが、ここでは主に2種についてご紹介していきます。

働く人々のストレスは年々増加傾向にあり、活力ある職場作りに、心の健康管理は不可欠です。2種での合格目標は部下が不調に陥らないよう普段から配慮するとともに、部下に不調が見受けられた場合には安全配慮義務に則った対応を行うことができることとなっており、必要なメンタルヘルス対策の知識や正しい対処方法が学べます。

おススメポイント

  • AIに代替されない、人の心に関する資格であること
  • 学んだそばからすぐ活かせる即時性の高い資格であること
  • 資格取得までに必要とされる勉強時間が少なく、次のキャリアアップに繋げられる資格であること

AIに代替されない、人の心に関する資格であること

一般事務職やスーパーなどのレジの店員、トラックの運転手などは単純作業であることが多いため、AIやIOTにより代替されてしまうというのは他の記事でもお伝えしてきましたが、コンサルタントや人が潜在的に持っている課題を引き出し、解決する仕事はまだまだAIでは代替できない部分です。

その点メンタルヘルス・マネジメント検定はまさに人が潜在的に持っている課題を引き出し、解決するための資格であり、今まさに需要が増えている資格です。

また2014年には労働安全衛生法という法律が改正され、従業員が50人以上いる事業場においてストレスチェックが義務付けられたのをご存じでしょうか?

この法律自体は知らなくても、実際に職場で年に1度ストレスチェックを受けている方は多いのではないかと思います。

近年では国もストレスにより働けなくなった人が増えていることを背景に、メンタルヘルスに関する法律の整備に力を入れています。

実際に月に100時間を超える時間外労働をした労働者には、労働者からの申し出により医師による面接指導が義務づけられていましたが、2019年にはその基準が100時間から80時間に引き下げられました。

このように今後も国が率先してストレスチェックや労働環境の整備に力を入れていく可能性が十分考えられます。

そんな時代にメンタルヘルスに強い人が職場にいれば、会社としては心強いですよね。

学んだそばからすぐ活かせる即時性の高い資格であること

今社会人として働いている人は何人かの部下や後輩をかかえ、日々仕事をしている人も多いかと思いますが、一番の悩みは部下や後輩の精神面の管理なのではないでしょうか?

実際に私も社会に出て何人もの部下を抱え仕事をしていた時期もあり、

仕事がうまくいかず悩んでいる…

取引先の人とうまくいかず困っている…

このような悩みが絶えませんでした。

その点メンタルヘルス・マネジメント検定では、部下への配慮や相談対応など、管理・監督する職場環境をメンタルヘルスの視点から改善する方法について学ぶため、 すぐに実生活においても活かせる知識を身に着けることができます。

部下や後輩も仕事の進め方や上手い営業トークについて知りたい訳ではなく、根本的な心の支えを求めている場合が多いです。

人と人との付き合いは一度壊れてしまうとなかなか修復するのが難しく、ギスギスした雰囲気では業務にまで支障をきたしてしまいます。

メンタルヘルス・マネジメント検定を取得することにより、人間関係によるストレスを未然に防ぐことができ、あなた自身によって活き活きとした職場環境にすることも可能なのです。

資格取得までに必要とされる勉強時間が少なく、次のキャリアアップに繋げられる資格であること

メンタルヘルス・マネジメント検定は注目度の高い資格ですが、そのメリットの一つとして資格取得までに必要な勉強時間が少ないことが挙げられます。

実際に資格取得までに必要な勉強時間の目安としては、おおむね50~80時間と言われています。

最後に真面目に勉強に取り組んでから何年も経っているようなブランクのある人にとっても、かなり取り組みやすいですね!

試験は年に2回11月と3月に開催されるので、今から勉強を始めても一発合格に十分間に合います。

また単体でも十分魅力のある資格ですが、メンタルヘルス・マネジメント検定はダブルライセンスでさらに魅力が増す資格です。

メンタルヘルス・マネジメント検定と一番相性の良い資格は社会保険労務士ですが、ファイナンシャルプランニング技能士(いわゆるFP)とも相性がよく、まずはメンタルヘルス・マネジメント検定で勉強をする習慣をつけ、さらに別の資格でキャリアアップをするということも十分可能なのです。

もちろん2種を合格した後は資格に磨きをかけるため、1種に挑戦するという選択もアリでしょう。

合格率、試験日程について

それでは気になる合格率について見ていきましょう。

年によって合格率はまちまちですが、おおむね50%前後で推移しています。

受験者数は毎回10,000人を超えており、いかにメンタルヘルス・マネジメント検定が注目されているかわかりますね。

※詳しくはこちらをどうぞ!

まとめ

  • 働き方改革やストレスチェックの義務化により、今注目を集めている資格
  • AIに代替されない人の心の健康に関する資格
  • 必要な勉強時間も少なく、次のキャリアアップに繋がる資格

この機会にぜひ検討してみてくださいね!



タイトルとURLをコピーしました