【年収1,000万円も可能!?】行政書士の魅力、必要な勉強時間、試験日程について

資格

国家資格であり、8士業(戸籍、住民票など職務上必要である場合に請求権が認められている資格)の1つである行政書士。

まずは行政書士がどのような資格なのか見ていきましょう。

行政書士とは

行政に提出する書類の作成等を行う国家資格者のことを指します。

行政書士の職務の内容には官公署に提出する書類の作成や、権利関係、事実証明に関する書類の作成が挙げられ、会社設立や飲食店開業の際に届け出が必要な風俗営業許可申請、内容証明や自動車登録証明等多岐に渡り、行政書士が取り扱える業務はなんと10,000以上!!

またこの官公署に提出する書類の作成権利義務または事実証明に関する書類の作成に関しては行政書士の独占業務となっており、一部例外を除いては行政書士以外が行うことはできません。

おススメポイント

  • 取り扱う業務の幅が広く、専門分野を磨けば年収1,000万も可能!!
  • プライベートでも使える知識が資格の勉強の中で身につく
  • 初期費用が少なく、独立開業向きの資格

取り扱う業務の幅が広く、専門分野を磨けば年収1,000万も可能!!

先ほどお伝えしたとおり、取り扱う業務が10,000以上もある行政書士ですが、その中には株式会社設立に関する許可申請や、ドローンを使用する際の許可申請、外国籍の方を雇用する際に申請する入国管理局への申請手続きがあります。

これらの業務は終身雇用が崩壊したことによる事業を始める人の増加や撮影等で使われるドローンの使用が当たり前になってきたこと、外国人労働者の増加など全て行政書士業務を後押しする形となっており、実際に私の知り合いでドローンの許可申請を専門に行っている人がいるのですが、年収は1,000万を超えているそうです。

将来日本では2060年には約40%が65歳以上の高齢者になると言われています。そのような超少子高齢化社会を逆手に取り、今後さらに増えると見込まれる外国人労働者の申請手続きや需要が増すドローンの事業の追い風を受け、今現在の収入では考えられないほどの利益を上げることも可能なのです。

プライベートでも使える知識が資格の勉強の中で身につく

行政書士の試験科目の中には民法が含まれており、実際の生活とも密着した法律のため、資格の勉強をしながら実生活でも応用可能な法律の知識を学ぶことができます。

日常生活の中で法律を意識することはありませんが、仕事を退職する際にはどんなに会社から拒否されようとも14日前に通知すればよいという規定(民法第627条)や、過失責任の原則(人は故意、または過失により他人に損害をしょうじさせた場合のみ、損害賠償責任を負うという原則)などがあり、日ごろの生活に大きく関わっているのがこの民法という法律です。

行政書士の試験科目には民法の他にも憲法、商法、会社法などがあり、何かトラブルがあった際の自己防衛にも繋がる知識も身に着けることができるので、飽きずに勉強を進めることができます

自分自身のスキルアップに加え友人、知人の相談にも法律の知識で助言できるなんて最高ですよね。

初期費用が少なく、独立開業向きの資格

行政書士は独立開業向きの資格です。

その理由として、

  • 場所を選ばず今住んでいる自宅で開業ができる
  • 商品がない(売るのは自身の知識のみ)ため、在庫を抱える必要がない
  • 独占業務があるので、市場を奪われる心配がない

これらが大きな理由として挙げられます。

もちろん資格を取ってすぐ開業する人もいますが、今いる仕事を継続しながら副業として、自宅で業務に取り組む方が多いです。

なので安定した仕事に就きつつ行政書士としての業務が軌道に乗れば、徐々にその割合を増やしていき、独立という方法も可能なのです。

また独占業務を持つ国家資格のため、市場が大きく変わることがないというのも大きなメリットです。

現在日本では多くの会社が倒産をし、新しい会社が誕生するという繰り返しですが、倒産する大きな要因として、弱小企業が大手に食われるということがあります。

有名な例で言えばアマゾンです。

アマゾンは欲しいものがあればネットで注文でき、すぐに商品が到着するという素晴らしいサービスで、わざわざ店に行かなくても欲しいものが買えてしまうのがメリットですが、その反面それまでネット販売に力を入れていなかった地方のゲームショップなどは一斉に淘汰されてしまいました。

このように独自性のない会社や事業は常に大手に食われてしまうという恐怖に怯えなければいけないのですが、独占業務をもつ行政書士はその心配が一切ありません。

いくら大手といえども独占業務がなければ手出しができませんからね。

このような理由から行政書士は将来性のある、独立開業向きの資格と言えます。

資格取得までに必要な勉強時間

では次に実際に資格取得までに必要な勉強時間について見ていきましょう。

実際に世間で言われている必要な勉強時間は、500時間~600時間と言われています。600時間と過程すると、1日あたりの勉強時間に直すと約1.6時間。

平日全く勉強できなくても土日に5時間ずつ勉強すれば十分合格圏内に入る数字ですね。

これほど比較的少ない勉強時間で将来を変えることができるのであれば、すごくコスパのいい資格なのではないでしょうか。

合格率、試験日程

これまで行政書士の魅力や必要な勉強時間について見てきましたが、合格率が低くいくら勉強しても資格の取得ができなければ意味がありません。

次は合格率について見ていきましょう。

出典:行政書士試験研究センター(file:///C:/Users/mogus/OneDrive/画像/trans.pdf)

上記図は過去10年間の行政書士の合格率について表した図です。

過去には6,6%と一時合格率が低い時期もありましたが、直近4年間はいずれも10%を超えており、難関資格と言われている中では取得しやすい部類に入ります。

なので

何年も勉強しているのにいつまで経っても合格できない…

というリスクはほぼないのです。

また試験日程ですが、年に1回毎年11月に実施されております。

ただ申し込みの期限があり、おおむね2か月前には締め切りとなってしまいますので、申し込みには余裕をもって行動しましょう。

まとめ

  • 外国人労働者の増加やドローン需要の後押しのある、今が狙い目の資格
  • 初期費用のほとんどかからない、独立開業向きの資格
  • 必要な勉強時間が500~600時間と非常に現実的な資格

もし少しでも興味を持った方がいましたら無料で資料請求もできるので、内容をみるだけでもご覧になってはいかかでしょうか?



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