【ウーバーイーツは個人事業主!?】従業員として働く場合との比較やメリット、デメリットについて

働き方改革関連

コロナの影響もあり、働き方や休日の過ごし方など、令和になって生活スタイルが大きく変わりました。

これまで何時間もかけて電車で通勤していた人が在宅勤務などのテレワークになったり、休日も極力外へは出ず買い物などもネットで済むものはネットで済ましてしまう人も多いでしょう。

何より一番はコロナの影響で売上減になった飲食店や小売業、派遣で働く方などが雇止めや解雇になってしまった場合です。

仮に解雇になり失業保険をもらえていたとしても、

失業保険と貯金を切り崩してやり繰りしていくしかない

というのはいつまでも続きません。

そこで今注目を集めているのが、大手デリバリーサービスであるウーバーイーツです。

コロナの背景もありデリバリーサービスの需要が増え、今年からウーバーイーツの配達員として働く人が急増しています。

ただウーバーイーツはこれまでの会社員としての働き方とは大きく違う点が何点もあり、後から

そんなの聞いていないし知らなかった…

ということにもなりかねません。

ここでは新しくウーバーイーツの配達員として働く人向けにこれまでの働き方と違う点やメリット、デメリット、注意点などについてお伝えしておきます。

ウーバーイーツは個人事業主!?

まず一番大きな違いは、会社の従業員としてではなく、一個人としての個人事業主扱いの業務委託契約になるということです。

アルバイトやパートでもそうですが、会社に所属して働くということは、平日9:00~18:00という予め決まった時間やシフトによって拘束され、会社の指示を受けて割り振られた仕事をこなすというのが当たり前でした。

ただウーバーイーツは先ほどのように

平日は毎日9:00~18:00まで働いてください

というような時間的な拘束は一切なく、好きな時に仕事をはじめ、飽きたり疲れたりしたら辞めてもいいというように働くペースを個人の裁量によって決められるようになっています。

雨だから今日は出社したくない…

なんていうわがままもできちゃう訳です。

また会社に所属すると上司や同僚など必ずと言っていいほど人とのコミュニケーションが生じますが、ウーバーイーツでは人によっては煩わしいと考える人間関係も気にしなくて済みます。

個人事業主として働くメリット、デメリット

先ほども少し触れましたが、個人事業主として働くメリットやデメリットについて考えてみましょう。

メリット
  • 時間に拘束されず好きな時間に働ける
  • 煩わしい人間関係から解放される
  • やればやるほど稼げる

時間の拘束がない点や人間関係から解放されることについては先ほどお伝えした通りですが、その他にも働ける上限時間が決まっていないからこそやればやるだけ収入として自分に返ってきます

従業員として働く場合には1日8時間、週40時間など働くことのできる時間が定められており、残業をしない限りそれ以上稼ぐことができません。

そういう意味では稼ぎたいときにはがっつり働き、休みたいときには休むというオンとオフの切り替えが自由にできます。

デメリット
  • 労働基準法や社会保険が適用されない
  • 収入に浮き沈みが出る
  • 確定申告が必要

次にデメリットです。

メリットだけ見るとものすごく働きやすそうに見えますが、その分デメリットも大きいです。ここでは順番に見ていきます。

労働基準法や社会保険が適用されない

ウーバーイーツの配達員は従業員ではないため、労働者という扱いではなく、対個人との業務委託契約になります。

なので従業員としての身分はなく、労働基準法が適用されません

労働基準法の重要な部分だけピックアップしてみると、

最低賃金が適用されない
有給休暇が使えない
業務中事故に遭っても補償されない

などがあります。

最低賃金は東京で働く場合、時給1,013円(令和2年10月現在)を下回ってはいけないことになっていますが、個人事業主の場合はこの最低賃金が適用されないため、

時給換算したら800円を下回っていた…

なんてことも全然あり得ます。

その他にも仕事を休んでもその分の給与をもらうことのできる有給休暇や、業務中に事故に遭った場合の補償である労災保険、仕事を失った際にもらえる失業保険も適用されません。

加えてこれまではお給料から天引きされていた健康保険や年金の保険料についても自分で納めないといけなくなるので、これまではあまり気にしていなかった部分についても注意する必要があります。

収入に浮き沈みが出る

先ほどのメリットでは自分次第でいくらでも稼げるとお伝えした反面、仕事がなければ全く稼げないというデメリットがあります。

従業員の場合どんなに暇で仕事がなくても時間や月単位で給与の補償がありましたが、個人事業主では全て自分次第なので、仕事がある時とない時で収入の波がでることが多いです。

家賃や携帯などの通信費、ローンなど毎月決まった固定費があると、収入の補償がないというのは不安になる方もいらっしゃるでしょう。

確定申告が必要

従業員の場合は毎年年末近くなると、年末調整という作業会社で行ってくれていましたが、個人事業主の場合は確定申告という形で所得税の申告、納税を行う必要があります

仮に副業でウーバーイーツをするという人でも、20万円を超える場合にはその分を雑所得としての確定申告が必要です。

申告自体もややこしいですし、経費の計上なども含めると初めて個人で申告するのは結構大変です。

まとめ

  • ウーバーイーツは時間に拘束されない自由度が高い仕事
  • 個人事業主のため、労働者としての保護がなくなる
  • 確定申告など面倒な手間が増える

以上がウーバーイーツで働く際のメリットやデメリットについてでした。

デメリットを見るとちょっと怖いなと感じるかもしれませんが、実際ウーバーイーツを専業でやる人もいるくらい人気のある仕事とも言えます。

在宅勤務であまり外に出なくなり、体重が増えたという声も多くあるので、フィットネス感覚で始めるのもいいかもしれませんね!

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ウーバーイーツ配達員登録ページ

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