そんなユーキャンの社労士講座の魅力やデメリットなど、様々な観点からご紹介していきます。
ユーキャンについて
ユーキャンは1954年に設立された、通信講座がメインの資格学校です。
社労士や行政書士、中小企業診断士などの資格講座はもちろんのこと、実用ボールペン字や手話といった実用講座、手品や囲碁などの趣味に関する講座も用意されているのが特徴です。
芸能人が実際にユーキャンの講座を利用し、合格できるか検証するというタイアップも有名ですね。
過去にはローラさんや土屋アンナさん、向井理さんや元AKB48の川栄李奈さんもこの企画に参加し、実際に合格された方も数多くいらっしゃいます。
口コミまとめ
次にユーキャンの社労士講座を受講している方の口コミを見てみましょう。
社労士のテキスト前のテキストよりユーキャンのほうがわかりやすい。
ボリュームよりもなぜこのような制度があるか書いてある方が断然いい。
早く労働保険関係を終わらせて社会保険関係にいきたい。— あきら@星空博士 (@ttusin) May 8, 2019
2020年の社労士試験で勉強の相棒として使うテキストはどこのにしようかなぁ。
— のりこ(資格勉強用) (@noriko_study) August 30, 2019
2019年(初参戦)ではトレ問アプリ便利だったし、大原を念頭に他のも調べてみよう。
さすがに2016年のテキストで戦うのはもう無理だろうなあ。
とはいえ、ユーキャンのテキストは初心者に分かりやすく有り難かった。
寝転びつつiPhoneに落とした嵐のベストアルバム聴きながら社労士アプリやってるこの器用さを誰か褒めて←派手に忘れてるので必死(´;ω;`)
何度も呟くけどユーキャンの社労士アプリ最高。社労士試験まであと3週間弱。隙間学習はまだ間に合う!ユーキャンのサイトへレッツラドン!←回し者ではない pic.twitter.com/hpEaqv5CVw
— りんこ@徐行運転中 (@_rinrin_rinko) August 6, 2019
Twitterでは、
というクチコミが多かったです。
メリットについて
- 初学者でも分かりやすいテキスト
- 講師への質問は回数無制限で利用可能
- 受講料が安い
初学者でも分かりやすいテキスト
ユーキャン受講生の約8割が初学者と言われています。
そのため、テキストの構成も初学者に分かりやすいよう至るところに工夫が施されています。
押さえるべきポイントや用語の解説、関連事項の補足まで、細かく解説されており、自分でまとめのノートを作る必要がありません。
最近になってからはデジタルテキストにも対応しており、スマホ1台さえあれば教材の持ち運びもなくスキマ時間を使って学習することができますね!
講師への質問は回数無制限で利用可能
法律を初めて勉強する初学者の方は、勉強を進めていくと必ず理解できない箇所や科目の壁にぶち当たります。
いくらテキストを読んでも自分で調べても、分からない点が気になって勉強が捗りません。
そんな時に、ユーキャンでは講師への質問サポートが用意されています。
ユーキャンには150名以上の講師がおり、分からない箇所の質問や、教室で実際に講義を受けることもできます。
しかも他の通信講座と違い質問回数に上限がなく、ちょっとしたことでもすぐに講師に聞くことができます。
また添削課題というものが各科目に用意されており、課題を提出することにより、個々に合ったアドバイスがもらえる添削指導サービスもあります。
ただし質問は1日に3問までとなっています。
受講料が安い
ユーキャンの1番のメリットは、この受講料が安いということです。
社労士の通学講座は約20万円前後が相場になっていますが、ユーキャンの社労士講座ではその半額以下の金額で受講することができます。
初学者にとってはどんなことを勉強するのか、勉強が長続きするか不安に思うことが多くあります。
そんな中なかなか20万円なんて大金出せませんよね。
ユーキャンは費用面からも初学者に優しい内容になっています。
受講コースの内容
ユーキャンの社労士講座は1つのみとなっています。
教材の内容は、
・科目別テキスト10冊
・問題集4冊(オリジナル問題集2冊、過去問題集2冊)
・eラーニング用の「学びオンラインプラス」
上記の内容となっています。
教材の中身は非常にシンプルですね。
その他オプションにはなりますが、講師による重要事項の解説や、間違いやすい要点の確認・整理など、音声による講義を受けることのできる「音声講義」や、模擬試験も申し込むことができます。
受講料について
ユーキャンの基本講座の受講料は、2020年9月現在で79,000円となっています。
他の通信講座と比較しても非常にリーズナブルですね!
ユーキャンでは分割払いも可能なので、16回の分割払いにすれば月々約5,000円で社労士講座を受講することも可能です。
またユーキャンでは教育訓練給付を受講することができるので、対象の方はさらにお得に受講することもできますよ!
デメリットについて
- 基本講座の解説講義が付いていない
- 問題集の量が少ない
- 初学者向けに作られているため、受験経験者には向かない
基本講座の解説講義が付いていない
ユーキャンの通信講座で1番ネックになるのが、この科目ごとの解説講義がないことです。
フォーサイトや資格スクエア、アガルートアカデミーといった他の社労士講座ではこの科目別の動画講義が必ず付いているのですが、ユーキャンでは重要なポイントに絞った講義のみとなっています。
通信講座のメリットは、価格が通学と比べて安いことや、質の高い動画講義が受けられることだと思っているので、この解説講義がないことは大きなデメリットと言えます。
ユーキャンの通信講座は独学に近い形での勉強スタイルになりそうですね。
問題集の量が少ない
ユーキャンの教材に含まれている問題集は過去問題集を含めて4冊しかありません。
しかもその過去問も6年分のみの収録になっているため、ややアウトプットの量に疑問が残ります。
eラーニングである「学びオンラインプラス」でも〇×問題等は用意されているのですが、それでも少ないと感じてしまいます。
初学者向けに作られているため、受験経験者には向かない
先ほどもお伝えしたとおり、ユーキャンの受講生の約8割は初学者で構成されています。
そのため、テキストの構成自体が受験経験者ではなく初学者を想定されており、ある程度学習が進んでいる方にとっては物足りなく感じてしまうかもしれません。
ただ受験経験者であっても基本が大事ということは変わらないので、初心に帰るという意味では一概に悪い選択とは言えないですね。
実際に資料請求してみた
資料請求の方法
ユーキャンの公式ホームページへ行き、資料請求をすることができます。
また社労士講座だけではなく、2講座までであれば、別の講座も資料請求が可能です。
内容物について
・受講のご案内
・受講生合格体験談
・受講申込書
・一般教育訓練パンフレット等
他の資格学校と比べると、やや内容物に物足りなさを感じてしまいます。
ただテキストの見本や教材内容はユーキャンの公式ホームページで一部公開されているので、詳しくはそちらをご確認いただいたほうがいいかもしれません。
資料請求後の電話やメールでの勧誘について
資料請求後の勧誘については一切ありませんでした。
知名度もあり、集客には困っていないようですね。
まとめ
- 初学者向けに構成された、分かりやすいテキスト
- 費用が安く、手軽に受講できる安心価格
- 解説講義が付いていないため、独学に近い学習になりがち
総合評価
以上を踏まえてユーキャンの総合評価を一覧にしてみました。
教材内容
受講費用
総合評価
受講料は安く抑えられ、初学者に優しい作りになっているものの、動画講義がない点や問題演習の量に物足りなさを感じる点で、総合評価は★3とさせていただきました。
ぜひ他の通信講座とも比較し、検討してみてくださいね!
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